Android:開発者向けオプションでの高性能化には危険性がある

端末をパソコンで操作する場合など、少し専門的な作業をするときに必要になってくるのが「開発者向けオプション」という機能。
これは、普通にAndroidを使用している分には特に必要のない開発者向けの機能なので、一般ユーザーが安易に設定変更してしまわないように、はじめはシステム設定内で非表示の隠れた機能になっている、いわゆるデバックモードです。



一般人には聞き慣れない単語の機能ばかりのオプションの中にある、「GPUレンダリングを使用」の設定をオンにすることでゲームプレイ時の表示動作が向上することがあるため、最近ではこの機能を有効にしているユーザーが多いかもしれません。
また、アニメーションの速度を変更することによりサクサク感をだしたり、端末によってはメーカー独自の機能を使って高性能化することも可能です。

ただし、
性能を向上させた場合には、今まで以上に電池消費が激しくなるばかりか、過剰な発熱によりバッテリーの膨張や動作が不安定になるなど、端末本体の具合いが悪くなる危険性があるので、くれぐれも注意したほうが良い
と思います。

とくにバッテリー内蔵型の機種でケース装着での使用は、熱が著しく逃げにくいので要注意!しばらくすると膨張して画面が浮き上がります。



開発者向けオプションを有効にする方法

端末の設定メニュー内 にある「端末情報」の中に「ビルド番号」という項目があります。端末により項目表示が異なるので見当たらない場合があると思いますが、必ずあるのでどこかの項目をさらに開いて確認してください。

「ビルド番号」を確認したらその項目を7回連続でタップし、
デベロッパーモードが有効になりました

と通知がでたら完了です。

これでいままで表示されていなかった「開発者向けオプション」の設定項目が表示されるようになったので、必要な場合にだけ設定変更を行うのが良いと思います。